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クレオパトラの夢 / 恩田陸

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クレオパトラの夢
恩田陸


久しぶりに自分のツボを突いてきた小説がこれ。

本作はなんと言っても主人公でもある神原恵弥の魅力に尽きる。男前の敏腕ビジネスマンでありながら、お姉系の言葉を使うバイセクシャルという無茶な設定が素敵。なので個人的には謎解きとなる後半部分よりも、双子の妹との会話が中心となる前半部分の方が楽しかったほど。

基本的には心理戦となるのだが、主人公以外信用できる人間が一人もいないという後半の怒涛の展開は読んでいて少し疲れてしまう。こんな状況になったら人間不信になってしまいそうだ。

あとすごい気になったのが、舞台は北海道のH市ということになってるけど、G稜郭なんて出てくるので函館の五稜郭であることは明らか。H市とか頻繁にでてくるとなんだか急に萎えてしまう。過去の作品にもY島のJ杉なんてあったけど、明らかに屋久島の縄文杉だとわかるように書くなら普通に書いて欲しいなぁ。

少し不満はあれど、最後は無事着地してるのでお勧めです。装丁とタイトルもなかなか好み。
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