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NORISIAM-X / N☆X☆R☆2

NORISIAM-X
N☆X☆R☆2
★★★★★★☆☆☆☆
D-ST.ENT.の紅一点 NORISIAM-X の2nd アルバム。
ゲストと構成を絞った前作とは対照的に、今作はほぼ全曲にゲストが参加し、プロデューサーの顔ぶれも多彩と賑やかな作り。また、NORISIAM自身がコテコテの関西弁を頻繁に使うようになったのも前作との大きな差異といえるだろう。
しかしながらそれらが全て成功しているとは言い難い。
様々なゲストやビートを取り入れるのは面白いが、その代償として雑多感が強く出てしまい作品としての纏まりが弱くなってしまっている。そして何よりも致命的なのはスキットの多さとそのやり過ぎ感。これは好き嫌いの別れる所かもしれないが、スキットが多くて長いとアルバム1枚通して聴く気がおこらないという人は少なくないだろう。
また前作に収められていた曲の焼き回し等もあり、全体的に寄せ集め感が強くでているのも悔やまれるところだ。
それでも曲単位ではSPHERE of INFLUENCE と RICKIE G が好演する「Oventuara」や、男女の友情を唄った「Justafriend」、所謂デートクラブでの一幕を演じる「X and The City(ハジメマシテ)」等NORISIAM-X ならではの世界観を堪能できる曲も少なくない。
フィメール MC の中でも独特の視点を持っている人だけに、次回はもっとプロダクションをしっかり練って欲しいと思う。
追記
全曲 BL プロデュースだった1枚目とは随分方向性が変わったように感じられるが、それはジャケットを見比べてみても一目瞭然。黒でシックに決めていた前作のそれと異なり、今作はえらくPOPでガーリーな仕様。この違いがそのまま作品の内容に反映していると思って貰うとイメージし易いのではないでしょうか。
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