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夏の名残りの薔薇 / 恩田 陸

恩田 陸
夏の名残りの薔薇
恩田 陸


夢か現実か、もしくは妄想なのか。

各章とも語り手の主観により物語が変わっていき、真実と妄想が入り乱れる様は好き嫌いに分かれるところだろう。残念ながら終わり方が好みではなかったが、それすらも結局は語り手の一方的な妄想の産物でしかない気がしてしまうし、そうでなけば陳腐すぎる。
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きょうの猫村さん1 / ほし よりこ

きょうの猫村さん

きょうの猫村さん1
ほし よりこ


表情豊かな家政婦ネコ、「猫村さん」の物語。
鉛筆だけで描かれた絵コンテみたいな絵はちょっと読みずらい反面、独特の味があって話の雰囲気が良くでている。

普段は普通の人間と変わらない生活してるのに、爪を研いだりモヒカンに頭を擦りつけたりと、時々垣間見える猫らしさが堪らなく可愛い。

地味に続きが気になる終わり方をするのもそうだけど、なんだか色々絶妙な漫画だな。

黒と茶の幻想 / 恩田陸

黒と茶の幻想

黒と茶の幻想
恩田陸


久しぶりに心の底から楽しめた小説がこれ。こういう本に出合えるとつくづく本読みでよかったと思う。

学生時代の友人、男女4名が一緒に屋久島に旅行へ行く。ただそれだけ。殺人事件も何も起こらず、4人がただ屋久島を旅するだけの話。それなのに面白い。

主人公である30代後半の男女の心の描写や、物語の節々に挟まれる「美しい謎」が本当に上手く関心するばかりである。インドア派の自分でもこんな旅がしてみたいと本当に思ってしまった。

あえて言うなら登場人物が全員美男美女、特に彰彦の破滅的な美青年ぶりなんてあまりに少女趣味すぎやしないか。まぁ恩田さんらしいけど。

監督不行届 / 安野モヨコ

監督不行届

監督不行届
安野モヨコ


今作はロンパース(安野モヨコ)とカントク君(庵野秀明)という共にオタクを自認する2人の結婚生活を描いた漫画。素直に面白い。

当然面白く脚色はしているのだろうけど、実際この2人の結婚生活はこんなコミカルなんじゃないかと勝手に納得してしまう。

ところどころマニアック過ぎて意味の分からないオタネタもあるが、最終的には安野さんの愛に溢れている今作に微笑ましささえ感じてしまうのだ。

ソラニン / 浅野いにお

ソラニン

ソラニン
浅野いにお


文句無く面白い。そしてカバーも素敵。

元々浅野いにおさんの書かれる漫画は結構好きだったんだけど、この「ソラニン」は過去最高の出来じゃないだろうか。

大学卒業後アルバイトをしながらだらだらバンド活動を続ける種田。些細な事から会社を辞めてしまった彼女の芽衣子。そんなゆるく今っぽい設定にバンド、恋愛、仕事、友情とまんま青春が絡み、そこに著者独特の詩的な表現が本当に上手く活きていく。

ちょっと切ない内容だけど、全2巻と短いのでこの機会に是非一気読みして欲しい。
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